サラリーマンを13年間しました
いわゆる脱サラをした時が37歳でした
28年も前のことになります
サラリーマン時代の時は、
結構社内では名前(忰熊)だけでなく、
立ち振る舞いや仕事ぶりが目立っていたかもしれません
長い間仕えた上司にサラリーマンを12年もしているにもかかわらず、
あるとき、お前はいい加減にサラリーマンになれ!
といわれてしまいました
あれれ、、、、、
自分はサラリーマンのつもりだが?
たしかにその頃は、上司にたてつくことも多くありました
結論はすでに見えているのに結論の出ない会議を長々したりで、
それに付き合うことにいらだちを感じていました
まったく新しい開発商品を提案すると、データーをだせと言われてしまいます
データーがあるようでは、新規性はありません
二番煎じや既存のまねた商品を開発するのが、開発の部署ですか!?
言いたい放題ではサラリーマンは務まりません
それが分かるのに12年もかかってしまいました
よく考えるとサラリーマン根性で仕事はしていなかったの確かです
1年で身辺整理をして会社を辞める決心をしました
独立してすぐに飯を食べていけるのは、コンサルタントだと思い、
個人のコンサルタントビジネスを始めました
なんだかんだといっても13年間染みついたサラリーマン根性は、
直ぐには、抜けきらないと確信を持っていました
脱ラ3年後の次のステップの計画を持っていました
脱サラ後にまんまと思う壺に入ったと思ったのですが、
まんまとド壺にはまってしまいました
くしくもバブルの真っ只中でした
放漫経営の見本のようなことを実践しました
働きもしない社員をたくさん抱えていました
当時は、社員を食べさすために社長が機関車のごとく会社全体を引っ張っていました
経営者は自ら動くのでなく、采配をしながら人材を育て上げることだと
頭では分かっていましたが、目先の会社の食い扶持を探さなくてならないと
ついつい自分で稼いでしまいます
名プレーヤー、名監督にあらずです
経営者として失敗でした
あるとき、体が動かなくなり、
会社にも出社ができない状態になってしまいました
するとどうでしょう、、、、、、、
今まで幹部候補で高い給料を払っていた連中は、
何の役にもたちません、蛇口の壊れた水道のように
人件費と経費の垂れ流しです
見事なまでに赤字は膨らんでしまいました
お父さん、じたばたしなさんな!
あの人たちに任せて駄目な会社だったら仕方がないでしょう!
そんな会社なら閉じたらいいんじゃないの!
今はしっかり養生をしなはれ!
なんて言ったのが、その時の会社の経営にタッチしていなかった
今も昔も変わらずの同じおっ家内でした
莫大な借金を負ってしまったのが経営者であり、
なにの負債も背負わないで散ってしまったのがサラリーマン
本気で物事を考えるのが経営者、
気まぐれで本気になる瞬間があるのがサラリーマン
本気の本気になることができるサラリーマンこそが
経営陣に認められて、内外に信望を得ることができたときに
社長になることができる可能性があるのは間違いない