日本の食卓が様変わり

2013年11月、「和食」の無形文化遺産への登録が、
ユネスコの事前審査で勧告され、同年12月に登録された。

日本料理(にほんりょうり・にっぽんりょうり)とは、
日本でなじみの深い食材を用い、日本の国土、
風土の中で独自に発達した料理をいう。
日本食とも呼ばれ、日本風の食事を和食と呼ぶ。

無形文化遺産に登録された和食の文化ですが、
和食を支える食材の需要が激変しているのが実態です

魚介類の購入が20年間で34%減、
生鮮野菜(キャベツ、白菜)16.7%減
生鮮果物(リンゴやミカン)29.8%減
生鮮肉1.3%減

1990年から2012年までにこれだけ減っています
反面購入量が増えているのは、調理食品が3割も増えています

調理食品合計は31.2%増
内調理パンは40.5%増
サラダは91.7%増
冷凍調理食品は102.5%増

先日貝印の調査内容で、
20歳代~50歳代の男女で包丁を使って料理をする頻度が、
週一回以下の人は4割もいるということがわかったそうです

はっきりしたことは、
日本人が料理をしなくなってしまっていること
おふくろさんの料理でなく袋に入って加工品のお袋さんに頼った
食生活になってしまったようです

スーパーでは、和の伝統食材が売れなくなって
乾物売り場が縮小されつつあります

理想よりも現実がビジネスです
現状を受け入れながら、守るべきものは守り、
新しい変化を考えていく必用性を実感しています

<日経新聞2014年1月3日の記事より感じたこと>

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