サラリーマン時代の師と思う人
最初に配属になった営業所の所長が、
社会人人生最初の師だったと思う
やさしいことを言ってくれているかと思うと、
驚くほど厳しいことを言われ、
そのギャップの大きさに動揺をしたりしました
営業成績が好調の時でも決して褒めることはしないで
逆に人の心を見通しているかのように慢心するなと戒めの言葉が飛んでくる
どれだけすれば、評価をしてくれるのか?
お前の力なら、もっと高度のことができるはず!
決して怠けさせてくれませんでした
たった1年間のお付き合いでしたが、
その後もずっと目をかけてくれていました
3年待たずして、小さな営業所長を拝命しました
当時の営業本部長もなぜか同じ調子で接されました
いろんな項目での営業所の成績は全国でもトップクラスでした
しかし、売上規模では大所帯の営業所の半分でした
ちっぽけな田舎営業所の規模で自慢するな!
といわれてしまいました
(誰がそんな営業所の所長に任命したの?)
その営業本部長にいろんな企画の伺いを出しましたが、
ほとんどスムーズに決済をしてくれました
その後に始まったのが、
1年ごとに新しい営業所の「○○所長を任ずる」という辞令でした
後でその本部長は、社長になられました
私が、退職するときの社長でした
その際に、社長の自宅に呼ばれました
転職するなら引き留めるつもりだった
脱サラするなら、
入社するのも縁、退職するのも縁だ!
がんばれと激励の言葉を頂戴しました
今もあの愛と鞭をありがたく思っています