ごまは、白ごま、黒ごま、金ごまの3種類
ごまは、種類によって香味が変わります。
同じごまでも産地や品種によって香味が変わります。
お米で例えると、
同じコシヒカリでもA県産と魚沼のコシヒカリとは、
味や価格に差があります。
ですから、魚沼産と表示して差別化されています。
コーヒーの世界は、
産地によって品種によって特徴のあるコーヒー豆が産出されます。
各産地の評価方法として、酸味・苦味・コクのグラフ化をして
販売されています。
人によって酸味・苦味・コクのバランスで好みが違います。
単品で味わうより、ブレンドして味わうことが多くなっています。
人気のコーヒー専門店のオリジナルブレンドコーヒーは、
様々な国の品種別コーヒの味を知る優れたブレンダー
が開発しているようです。
日本で消費される99%以上のごまは、様々な国から輸入されています。
ところが、ごまの世界では産地表示の義務がありません。
同じメーカーの同じ品種の袋物商品を買っても通年同じ産地のものが
商品になっていない可能性があります。
なんとなくいつもの香味と違うなと感じた経験があると思います。
もし、一定の味を供給するためには産地を固定する必要があります。
逆に価格を一定にして供給するとなると原料価格の変動があると
産地の相場に合わせて使用原料を変えることになります。
そういった面では、産地を表示するとメーカーにとっては、
大変やりにくいことになります。
ごまは、一つの国で大豆や小麦のような大量生産はしていません。
ごまの特性で収穫するための機械化ができません。
逆に消費に担う量を一国の産地の原料で賄うことが難しい面があります。
PB商品は大量に安価で販売される商品です。
大手量販店のPBは、安定した原料確保が必要です。
そのためにごまメーカーの複数が協力をしていると思います。
最近は、特にお客様が原料ソースを知りたいというニーズは、
高まっています。
乾物売り場では、ごまの産地の問い合わせが多いそうです。
小売店もメーカーも産地表示をしたくてもできない
事情があるのが実際です。
あらかじめ使用する可能性のある原料を表記して、
「そのいずれかの原料を使っています。」とかで対応をする方法
など試行錯誤が続いています。
そのうちごまの業界でも「オリジナルブレンド」といった
商品が出てくると予想しています。
金ごま本舗は、業界の先走りといわれています。
産地表示を先駆けて実行しています。
タイトルの「合わせごま」は、これまた業界初の製品です。
同じ種類のごまをブレンドすることを「ブレンドごま」と称し、
金ごま・白ごま・黒ごまのそれぞれの特徴を活かして、
煎り加減やすり加減まで究めたごまを合わせたごまを
「合わせごま」と称するようになると思います。
【合わせごま】
合わせごま(白)70g
合わせごま(白)60g (緑PAC)
合わせごま(黒)60g(緑PAC)