なぜ「金ごまビジネス]を始めたのですか?

こんな質問をよくされます
この質問に真面目に答えると大変長い話になります

金ごま本舗の歴史です
恥を忍んで語っておかなくては思ってメモ書きしてみました

脱サラ後、バブルの折に色んな事業をして大きな負債を負いました
原点回帰で真面目にコツコツと食の仕事をしなければと思っている矢先に
ごまの原料会社とご縁がありました

そこの専務さんが、
「ごまの仕事をしたら飯ぐらい食えるよ!」と声をかけてくれました
そして「応援をしてあげるよ!」と言ってくれました

人生最大の負債で借金地獄の毎日でした
金の切れ目(負債)が夫妻の切れ目の危機でした

昔はやさしい奥さんも、大変おっ家内 人になっていました

おっ家内には、昔から私も知っている良い友達がいました

自分の置かれている状況を友達に話したそうです
もう別れたいと言ったそうです

バカじゃないの!
別れる、別れない話でなく
助けるか、助けないかの話でしょう!

助けるの今しかないでしょ!
助けるのは、今でしょ!

そんなありがたい話をしてくれたとは知りませんでした
最近になって聞かされました

サラリーマンに戻ってとも言われました
商売で負った借金は商売でしか返せない!

なんとか商売を続けさせてくれと
ごまのビジネスのことを話しました

強い反対勢力となっていたおっ家内が、
意外に 「ごまだけに絞って仕事をするならついて行く」
と言ってくれたのです

きっと友達の叱咤激励があったからこそと思っています

その友達が、
当社の看板や商品名を毛筆で書いてくれました

その書き文字をベースに
当社のロゴマークや看板、
パッケージデザインが出来上がっています

あの時の専務さんの温かい声がけと
家内と友達の友情が無ければ、実際に金ごま本舗は
産まれてはいなかったのは間違いありません

ビジネス的にまとめると
以下のような話になります

金ごま本舗株式会社は、平成11年5月の設立です。
創業者は食生活の洋風化にともない成長する食品会社に
13年間勤務していました。
営業部、生産部、開発部を経て独立をしました。
ナイフとフォークの食生活が広がっても日本人は、
箸を使う食文化を忘れることはないし、忘れては
いけないことだと思い日本の食文化を研究しました。
その中で「まごわやさしい」という言葉を知りました。
豆類・ごま・わかめなどの海藻類、野菜、魚、椎茸などの
きのこ類、いも類が日本の食文化の基本であることが
わかりました。「まごわやさしい」をキーワードで商品開発
をしたビジネスを展開することにしました。
家内が嫁入りのときに「焙烙」「すり鉢」「すりこ木」
を持参して料理をしていたことと家内がごま好きであった
ことで「まごわやさしい」が転じて「ごまわやさしい」に
変えて最初に「胡麻」から商品開発をすることにしました。
ごまには白ごま・黒ごま以外に金ごまがあることも初めて
知りました。
ごまは国内で販売されているごまの99%以上が輸入品で
あることを知りました。
食べ比べをしてみると同じ白ごまでもメーカーによって味が
違うことがはっきりわかりました。
その理由は、産地が違うと味に差が出るということでした。
沢山のごまを食べつくしました。品種によって、産地によって、
焙煎方法によって、すり加減によって全て味に変化がある
大発見をしました。
後発で資金もない会社です。まともにごまの業界に参入する
ことはできません。知恵を絞ったのが、ごまの中でも一番おいしい
金ごまと白ごまの中でも一番おいしいグァテマラ産をブレンドした
業界初の合わせごまでした。
これが全く支持されず売れません。
ご支援をいただいいている業界の先輩に相談すると、良い商品
だから売れるとは限らない。もっとシンプルに一番おいしい
金ごまから販売を始めなさい!会社の名前もわかりやすく
特化した名前の方が良いよ!とアドバイスをいただきました。
それで考えたのが「金ごま本舗」でした。
当時は、原料産地を表記して販売する会社は完無でした。
産地がない商品は全て国産だと思っているお客様が殆どでした。
金ごまのおいしさを世の中に知らしめるには安定した産地の原料を
使用して品質の維持をすることが、お客様からの支持が得れれる
基本と考えました。
産地を表示することで大変なハンディーを負いましたが、お陰様で
百貨店をはじめこだわりのスーパーのお客様から根強いご支持をい
ただけるようになりました。
いくらおいしいごまでも、料理の主役にはなりません。
料理は腕次第!ごま次第です!料理の名わき役として大いに使って
いただけるようにごまレシピを提案していく所存です。
今後ともご支援とご愛顧の程、よろしくお願いを申し上げます。


***社是*******************************************************

<<利他喜働>>>
1.利他の前に自己の確立に努力せよ。
2.他人が喜ぶ利益のために喜んで働きなさい。
3.人様の健康を願って笑顔で「食は喜び」を拡げよう。

/////////////////////////////

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です