ごますり談義3話

<<ごまをするの意味>>

人生でごますりはたいへん大切です。
ごまをすることは、思いやりです。

でも、この思いやると言うことが人には、
意外と出来ないものです。

だから、人は開き直って「ごますり」をマイナーなイメージで捉えています。

広辞苑では、「ごますり:へつらって自分の利益を図る事(人)」となっています。

すなわち、すり鉢でごまをするとすり鉢にべたべたと
ごまがへばりつく状態
(すりごま的には、最もおいしい状態にすられています。)
を見て目上の人にべたべたとへばりついて、
要領よくへつらい出世をする人の事を言います。

その例として、歴史上の天下人豊臣秀吉の話がありますが、
悪い意味での天下のごますり男とは言われていません。

信長は秀吉の徹底した思いやりぶりを評価した結果、
並居る部下の中でも特に秀吉を重宝したのではないかと
思われます。

本来の「ごまをする」行為は、料理をする人が、
愛する人に本当においしいものをもてなそうと一生懸命すり鉢で
ごまがべたべたと油がにじみ出る状態まですりつぶすことなのです。

そのすりごま使った料理を食べて感動させようとか、
その人の健康を願った「思いやり」の気持ちを持って
ごまをすることが大切です。

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<<ごまをする最良の方法>>

(こんなお問い合わせをいただきました)
胡麻が体にとてもいいことを最近改めて知りました。
ちょっとすりつぶした方がいいとのことなので、
今コショウみたいに手軽にガリガリすり潰せる容器を探し中です。
そういうのがあったら教えて下さい。

極めれば香り立つ!

本当においしいく胡麻を食べようと思えば、

先ず読んでください。

 「金ごまこだわり七道」

一、 胡麻は、種皮の色にて、白ごま・黒ごま・金ごまと呼ぶものなり、
金ごまは、種皮が黄金色に輝き、味、香りが際立つことが特徴と知るべし。

一、 金ごまのルーツは、胡麻ロードの出発点古代エジプトにあり、
胡麻は産地により、味・香りが違うと知るべし、
粒揃いで、艶のある洗いごまを選ぶべし。

一、 金ごまは、煎り方により、香味に違いあり、
伝承の道具「烙焙」で煎る方法が最良と知るべし。
即ち遠赤外線で芯から焙煎する事なり。

一、 金ごまをすりごまにする時は、すり鉢で丹念にしっかりと
油脂がにじみでる程よくすり、味、香りを持続さす事が技なり。

一、 胡麻匠金ごま本舗の金ごまが美味しく、霜降りごまと言われる所以は、
即ち遠赤外線でごまの蛋白質と油脂分が万遍なくまざり合った
霜降り肉状態を言う事なり。

一、 胡麻は形状や加工度により、味、触感が大いに変わるものと知るべし。
いりごま、すりごま、半つぶしのすりごま、ねりごま等料理に合わせて用いるべし。

一、 金ごまは料理に単品で用いることなく、他の料理素材との兼ね合いで、
様々な働きや味をつくる料理の名脇役。金ごまを知り、
こだわりの新メニューを取り入れ、さらに健康な体つくりに精進するべし。

おいしいすりごまを求めるなら、
先ず、 良いいり胡麻を良いブランドを選んでください。

最後に肝心なのは「ごますりの仕方」です。

胡麻は、すり方すり加減で全く違った食感、風味になります。

もし、あなた様が本当においしいすり胡麻をお求めなら、
がり、がりなんて方法は避けてください。
一番のお奨めは、金ごま本舗のすりごまを選んでください。
間違いのないのは間違いありません。

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<<ごまはすらなければ消化をしない?>>

何を根拠に消化がしないといわれているのでしょうか?
ごまは、生(洗いごま)をそのまま食べると消化をしないで粒のまま排出されます。

スイカを急いで食べると種ごと食べることがあります。
その翌日には、排出された物の中から黒いスイカの種を見つけることができます。

種子植物は、種族繁栄のために動物に実や種を食べさせて、
動物が移動して排便をするのに便乗して新しい繁殖地を広げています。

そのためには、動物の消化器官では消化されないように、
難消化の種皮で種を覆っています。

鳥などは、砂袋という器官で種子を破壊して栄養を吸収しやすくしています。
我々、人類は煮たり、焼いたり、煎ったりして種皮を破壊して利用します。

破壊すると消化器官で消化酵素や消化液が浸透しやすくなり、
消化が可能となります。

よくいわれる「いりごまは消化されない」と言われるのは誤解で、
「生ごま(洗いごま)は消化されない」と言うことが正しいことだと思います。

「いりごま」より「すりごま」の方が消化吸収がいいですよ!
こちらの方は、否定をしません。

科学的に説明をしますと
「いりごま」を「すりごま」にするとごまはこなれてごまの表面積が広がります。
すると消化酵素や消化液が万遍なく混ざり、消化効率がよくなります。

以上の説明で納得していただければ、合点ボタンを押していただければ光栄です。

長い文章を最後までお読みいただきありがとうございます。
最後にクイズの応募を忘れずにお願いを申しあげます。
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