回顧録2話

<昨日の話>
いつもお世話になりありがとうございます
当社の基本的商流は、
スルー ザ・問屋様⇒スルー ザ・小売店様⇒消費者です
ごまの事業を始めたごろは、
どこの問屋さんも相手にしてくれませでした
どこへ行ってもスーパーへの紹介は出来ません
スーパーに卸すことは出来ません
「そうは問屋は卸しません」とはよく言ったものです
仕方なく、直接スーパーのバイヤーを訪ねて
金ごまのおいしさを訴えました
試食をしていただいた時に
バイヤーの顔色が変わるのが目に見えることがあります
もちろんバイヤーが条件とか見積を出せとか言われません
どこの問屋と取引があるか問われます
正直、どこも口座はありません!
それなら、この問屋を訪ねてくれと親切に教えていただきました
やったー!
これで取引が始まると思い、
言われる問屋さんを訪ねると、、、、、、、
また、バイヤーの気まぐれか!?
自分で断れないので問屋で断ってくれという意図か?
バイヤーが取り扱いをしよう!
と言っていただいたのに問屋さんは口座を開くのを嫌がります
導入したもののリピートがなく死に口座になることが多いそうです
その死に口座が増えると問屋さんは管理が大変になります
問屋さんが簡単に口座を開くのを嫌がる理由のひとつであると
後で分かりました
また、問屋を飛び越してスーパーへ
直接売り込みをしてしまう商法への反発もあったようです
バイヤーが大変評価をしてくれたのにそうは問屋が卸さない、、、、、
それで思ったのは、「そうは問屋に卸さない!」
と言えるような差別化した商品や販促提案が出来る会社となることでした
感心、関心、歓心の三つの心に感動していただくことを考えました

<ここから続きの始まりです>

他にはこんなこともありました
「大手の問屋に卸さないでくれ!」

感動してくれたバイヤーが、
「出来るなら、競合他社に卸さないでくれ!」という要請です

大手の問屋さんを紹介すると、コントロールができなくなり、
自社だけの販売独占ができなくなる懸念があるので地方問屋か
バイヤーの息のかかった問屋さんを大概紹介してくれました

ところが
だんだんと時間が経つと地方問屋さんが大手の問屋さんに吸収合併されて、
避けて通っていた大手問屋さんとの取引が自然に発生してきました

営業をスタートした時点から
商品戦略として「3つの差別化」をキーワドとしました

1.品質 2.プライシング 3.販促

最初は、
すべて飛び込み営業です

そうは問屋が卸してくれないものですから、、、、、、

百貨店での売り込みでは、
半日や数時間も付き合ってくれたバイヤーが多くありました

内容は商品説明だけではありません

創業社長の思いの丈を語ってください
社長の夢を聞かせてくれと言われました

調子に乗って、、、
夢は「日本一の金ごま屋になりたい!」
と言いました

感動をしていただいたことを感じ取ることができました

大概のバイヤーが条件を申し出られました
「この地の百貨店での販売は自店だけに限定してくれ!」

もちろん差別化戦略としては
すすんで条件を受け入れざるをえません

最初は
新幹線ののぞみの停まる駅の都市の百貨店を1軒限定の取引でした
そのうちに、のぞみはないが新幹線が通っている仙台にも来いと
要請をいただきました

今は、お客様本位で考えると競合するお店にも
問屋さんを通じて販売をさせていただいています

百貨店とスーパーとの差別化も図らなければいけません

百貨店の商品をそのままスーパーで売っても売れません
当然、スーパーの商品と百貨店の商品差別化を図る必要があります

スーパーでも色んな店格や業態があります
当社のスーパー商品をディスカウントスーパーの並べても売れません
売れないようなパッケージデザインとしています

すみません本日はこれまでとさせていただきます

続きを乞うご期待!


***社是*******************************************************

<<利他喜働>>>
1.利他の前に自己の確立に努力せよ。
2.他人が喜ぶ利益のために喜んで働きなさい。
3.人様の健康を願って笑顔で「食は喜び」を拡げよう。

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