パーフェクトなごまの品揃え

店主がこの市場に参入した時は、
白ごま、黒ごまの2種品揃えがほとんどでした

当社の参入のきっかけは、「金ごまと白ごまの合わせごま」でした
この合わせごまはほとんど売れませんでした
「金ごま」専門店として仕切り直して少しずつ金ごまの認知がひろがりました

ある程度の市場が拡大して金ごまが注目されると
市場の宿命で大手のごま屋さんももれなく参入となりました

今では白ごま、黒ごま、金ごまの3種品揃えが基本となりました

国産の志向性が高まり、スーパーでも品揃えをするようになりました
百貨店では、あまりの差別化志向で国産ばかりの品揃えをされる店もありました
確かに市場のごまの99%以上が輸入品ですから、国産の希少価値は認められます

実際には、国産と輸入品との香味やコストパホーマンスを比較して
冷静な判断でバランスの良い品揃えが必要です

判断材料として必要な情報として産地の明確化や
残留農薬の安全性の確認が必要です

輸入品は、残留農薬が心配だ!
といわれるお客様がたくさんおられます
確かに全く残留農薬がないとはいいませんが、
ナッツなどに発生するアフラドキシンも合わせて、
輸入品は国内に陸揚げするさいに検査を受けたものだけが
流通します

一方、国産は規模の小さな畑で栽培された複数の農家から集荷します
となりの畑で農薬を散布すると風向きではごま畑が汚染されるかも知れません
(これをドリフトといいます)

余談ですが、
国産の金ごまを使った胡麻とうふを発売中です
三越のお歳暮 〈金ごま本舗〉国産金ごま胡麻とうふ詰合せ 
の企画の段階で今年採れたとれとれの金ごまを原料に使えないかと相談がありました

現地で確認をとりましたが、現地での収穫は10月で物はあるけれど、
各農家から集まった金ごまはすべて残留農薬検査で合格をしたものしか
出荷をしない方針であると生産農家の代表から返事とをいただきました
新穀での胡麻とうふの製品化は断念して昨年の収穫物である検査済みの安心できる
原料を使っての胡麻とうふのの提供をすることになりました

白ごま、黒ごま、金ごまの3種品揃えが基本ですが、
その中に国産の金ごま、黒ごま、白ごまが加わりました

以外に多いごまに対する疑念や誤解
・昔は産地表示はないごまはすべて国産である
・産地表示のないごまのほとんどが中国産だと勝手に誤解
・トルコ産と書いたごまは明らかに外国産で嫌悪する方もおられました
・輸入品は残留農薬はポストハーベストが気になる
・反面国産は農薬やポストハーベストの問題がなく安全だと思っている
・産地表示がないのでパーッケージの豪華さで購入判断をしている
・原料にランキングがあるのにどこの原料を使っているか分からない
・その他

売場にゆとりがあれば、
お客様視点でより安全で安心できるごまの品揃えが完璧な品揃えです

安全・安心できるパーフェクトのごまが有機ごまといえます

白ごま、黒ごま、金ごまの3種品揃えが基本ですが、
その中に国産の金ごま、黒ごま、白ごまと有機の金ごま、黒ごま、白ごまの
品揃えです

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