色々と心配な御時世です

●残留農薬

●添加物

●放射能

何を食べれば安全で安心か、
どこの産地のものが安全で安心か、
どこの会社の商品が安全で安心か?

先日あるスーパーで市場調査をしていますと
ごまの売場の前で、商品を手に取り裏の表示を見て、
次の商品をまた取り、同じように裏の表示を見ては、
元の場所に戻しておられるお客様を見ました。

少し時間をおいて戻ってくると
別の少し年配のお客様が同じような行動をしながら
迷って迷っておられる様子でした。

つい、声をかけてしまいました。
色々と心配で困りますよね。

失礼いたしました、実は、僕はごま屋なんですと言うと、、、

自分はどうでも、
我が子、我が孫のことを思うと不安で、不安で、、、

と迷っている訳をきかせていただきました。

原産地が書いていないのは、国産なのでしょうか?

国産だとどこの県で栽培されたものなのでしょうか?

いつ頃収穫されたものなのでしょうか?

大丈夫ですよ!

表示をしていないのは、100%輸入品です。

え!?

それなら残量農薬はどうなんですかね?

申し訳ありません。
このお店には当社の商品は置いていません。

たまたま、商談前に事前調査に来ただけなんです。

当社の商品でしたら、
自信を持ってお勧めできるんですが、
ひとまず、こちらの有機ごまなら安心できますと
懇意にしている同業他社メーカーの商品をおすすめしました。

ごまについては、添加物の心配をされていません。

特に心配は、
残留農薬と放射能汚染のようです。

放射能については、
今回は、コメントを控えさせたいただきます。

今回の大人の食育講座シリーズのテーマは、
「農薬」の本論に入らせていただきます。

農薬=毒も使い方では薬になります。

農薬を使わなくても農産物はできます。
その証拠に有機農産物や無農薬野菜があります。

ただ、農薬を使う方が圧倒的にきれいな野菜が作れて、
農作業の労苦も軽減されて、生産性が上がります。

「必要悪」といわれる農薬を
意外と知らないで残留農薬のことが語られています。

特に、ここ数年、、
中国から輸入された冷凍野菜のほうれん草で、
高濃度の残留農薬が検出されて輸入がストップして
しまいました。

その事件以来、ほうれん草は高値の葉っぱとなってしまいました。

さらに、その後に大きな問題になった中国の毒餃子事件、
それ以降、中国産の輸入食品のみならず、
海外から来る食品や原料については大変な不信感を持っている
人が多くなっています。

その反動で、一気に国産信望者が急増したのも事実です。

しかし、原発事故以来
逆に日本の食品が海外で風評被害を受けています。

消費者は、どこの国でも、
安全・安心を求めていることは間違いありません。

正確な情報を得て自己防衛をするのと
ただ、風評で判断して心配をするのでは、
精神的にも良くないし、防衛策に大きな違いが出てきます。

店主は、
ホームページの製作にあたってコアターゲットを
30代の子育て世代として編集したり、情報を発信しているつもりです。

もちろん、30代の親語さんにも共通する情報です。

子供ができると女性は母親です。
母性は、自分のことより子供のことを想うのが、
一般的です(最近は一般的でないことが事件として起きています)。

今回の大人の食育講座シリーズは、
賢明な母親にぜひご理解をいただきたいと思っています。

さて、さて、、
それでは「農薬」の本論に入らせていただきます。

<農薬の基礎知識>

(1)農薬とは

(2)なぜ農薬が使われるのか

(3)病害虫や雑草による損害はどの位か

(4)農薬の歴史

2.農薬の安全性はどのようにして確保されているのか

3.農薬の登録制度とは

(1)農薬の登録制度

(2)登録の手続き

(3)検査の仕組み

(4)検査の内容

4.農薬の残留基準はどのようにして決められるのか

(1)残留農薬とは

(2)安全な範囲での農薬の残留基準とは

(3)体重1kg当りの許容1日摂取量(ADI)の決め方

(4)農薬の残留基準の決め方

5.環境への安全性評価システム

(1)水産動植物への影響

(2)有用昆虫等への影響

(3)鳥類に対する影響

(4)有効成分の性状、安定性、分解性等

6.農薬の使用方法を守る必要性

詳しくはこちらで自習をしてください。

さて、ご苦労様でした。
しっかり農薬についてご理解をいただきましたか?

農薬は、農家の生産性を上げ、労務の軽減と
きれいで異物(虫)のない商品を出荷するための”必要悪”
と言えます。

農薬=毒ですが、毒も使い方では薬です。

ただし、使い方が問題です。

農薬の成分には、家庭でも使われる
ゴキブリやダニの駆除用の燻煙剤にも使われています。

スプレー式のハエやカの殺虫剤にも農薬が使われています。

(当社は、有機のごまの製造の認可を受けていますので、
  そういった家庭用の殺虫剤を使用することができません。)

日本では、たくさんの種類の農薬が使われています。
世界で一番使用量が多いが日本(主要国の農薬使用量の推移)
毒性の強いもの、弱いものとたくさんの種類の農薬があります。

日本では、安全を確保するために農薬取締法が定められています。

ホームセンターで入手できるもの、農協でしか入手できないもの、

しかし、実際に使うのは農家や私たちのように素人が、
説明書を読みながら、何倍希釈とかして使うようになっています。

話は、まだまだ続きます。
ここで、トイレ休憩を入れます。

休憩の間にクイズに応募する方はこちら→ご応募入口

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世界で一番農薬を使っている国はどこかご存じですか?

答:主要国の農薬使用量の推移

世界で一番虫の嫌いな国民はどこでしょうか?

答:きっと日本人だと思います。

女性だけでなく、最近は、男性もゴキブリを見て、
キャーと言う人が増えています。

売っているキャベツに虫がいたら、
異物混入としてクレームが発生します。

昔、農家は集荷用のお米や野菜と自家消費用は、
分けて栽培していると聞いたことがあります。

きれいな野菜は食べたい!

だけど、虫が食べたようなの物はイヤ!

虫が中に入っている野菜はお店に返品するか、
廃棄するのは常識。

日本では、農薬は使っていないと信じたり、
使っても少しだけ使っているだろうと期待したり、
残留農薬の検査をしていないのにすべて国産の農作物は
安全で安心できると思っているのはあなた様ですか?

金ごま本舗は、平成11年会社設立以来、
ごまの産地表示の必要性を訴えてきました。

農薬は、作物によって使えるものと使えないものがあります。

自分の畑では、使っていないけれど、
隣の畑で使う農薬が飛散してくる可能性もあります(ドリフト)。

どんな地域で、どんな畑で栽培されているか、
近くでどんな作物が栽培されているか、
除草剤、殺虫剤などを使っているか、
ポストハーベスト(収穫後の農薬)の心配がないか、、、

国内はもとより、99.9%輸入されているごまについては、
消費者は、はっきりと産地を知る権利があると信じていました。

その信念のもとに産地表示をパッケージに印刷しました。
お陰で、お客様から、列記とした輸入品であることが知られ、
トルコ産と表示した当社の商品より表示されていない他社のごまが、
売れるようになりました。

世界で一番農薬を使う国、日本では、、、
農薬使用基準がはっきりと決められています。

しかし、間違って使ったり、、、
他の作物に使った農薬が飛散して
残量農薬が残る可能性があります。

そのために残留基準が設定されていて、
この野菜にこの農薬を使った場合、残留基準を超えてはならない
と定めれていました。

ただし、残残留基準が設定されていない農薬については、
食品中への残留があっても販売等を禁止されない状態(ネガティブリスト制度)でした。

特に人体や環境に著しく影響を与える可能性のある
250種の農薬と33種の動物用医薬品以外の農薬等が残留していても、
基本的に販売禁止などの規制はなかった。

しかし、新しい農薬が開発されたり、 食の安全性に関する意識の高まり、
新たに制度の見直しが必要となり、ネガティブリスト制度に対して、
ポジティブリスト制度が平成18年から施行されました。

新制度のポジティブリスト制度では、
799種の農薬等の残留基準を設けて、万が一超えた食品の流通を禁止する。

残留基準が定められていないもの、および一部の食品に残留基準が
定められている農薬等が残留基準の定めのない食品に残留する場合については、
「一律基準」として設定された0.01ppmを超えて残留する食品の流通を禁止。

ご存知でしたかポジティブリスト制度?
沖縄県衛生環境研究所 資料参照

頭がこんがらがってきましたか、
あともう少しで終わりますので辛抱して読んでください。

辛抱できないといわれる方は、
トイレに行って来るか、クイズに応募して退出していただいて結構です。

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<金ごま本舗のポジティブリスト制度への取組>

かねてより、安全でおいしいごまは海外にありと主張していた店主です。

コーヒー豆のように、産地ブランドがあり、残留農薬やポストハーベスト
についてもトレースが可能な取り組みを推進してきました。

産地表示をしているごまが、安全で安心できるごまでないと話になりません。

産地を表示したごまに問題があれば致命的なことになります。

ポジティブリスト制度が施行された機会に、
早速、残留農薬検査を実施しました。

金ごまの話でなく、お金の話で恐縮ですが、

一度の検査で、1種類で27万円弱、
金ごま、白ごま、く黒ごまの3種類×27=81万円もかかります。
小さな会社にもかかわらず、こんな経費を使うのは金ごま本舗ぐらいです。

ましてや、産地が変わればその都度、新穀が出ればその都度、
検査をするわけで、約300万円弱の検査料を支払いました。

残留農薬検査成績書はご覧のとおりです。

もし、お客様がお買い求めいただいた後に、
残留農薬のことを確かめたいと思われた時には、

当社の「ジャンコード検索システム」でご確認できるようにしております。

例えば、パソコンで
「4947147001117」商品のバーコードを検索すれば、当該商品の詳細を探せます。
商品詳細の原材料情報の【トルコ産金ごまの残留農薬検査成績書】を
クリックすると成績内容を確認することができます。

毎年、かかる経費の割には、
自信を持って安全宣言が出来ません。

その理由として、
この検査が一粒一粒検査した結果ではないことです。

検査は方法は、1コンテナの原料から抽出した一部のサンプル検査です。
一斉検査も799種すべての検査ができません。

自分で言うのもおかしいなことですが、
一部の検査で、全体が安全で安心できますよ!

なんてことは、おこがましくてよう言いません。

というわけで、残留検査は、3年で終了しました。

日本や東南アジアのように小さな農家が小さな畑で栽培したごまを
集荷する場合、どこかの農家が使用してはいけない農薬を使用していた。
または、使う時期や基準より多く使用したりしていた場合は、
トレースのしようがありません。

ただし、このポジティブリスト制度にも問題があります。

言い方が乱暴で非難を受けるかも知れませんが、
ポジティブリスト制度は、前のネガティブリスト制度より、
良くはなっていますが、スピード違反の取り締まりのようなものです。

制限スピードは決められていますが、
スピード違反で捕まるのは、現行犯でないと捕まりんません。

捕まったのが不幸なことで、
制限速度80kmの高速道路を捕まらなければ、
150kmで速度違反をしても、本人は大丈夫と言って
いるような怖い話です。

指定農薬以外ですと一律基準0.01ppmを満たさないと
法律違反となり販売できません。

0.01ppmは、
40kmを出しても大丈夫ですとお墨付きをもらった車は、
40kmのスピードで走っても捕まりませんが、
許可がない車は、10km以上のスピードでも捕まりますよ!
といわれているようなものです。

ゴマ業界を代表して言わせていただくと、
今少し、こと細かく基準を決めて欲しいと思います。

輸入されるごまの場合は、港で抜き取り検査があります。
抜き取り検査で合格しなければ、陸揚げできません。

輸入されたごまは、国内で、水洗い精製されて、
さらにきれいなごまになってきますので安心です。

それでも、それでも、、
納得していただけないお客様がおられます。

本当のところ、当の本人が一番納得していないのです。

結論からいいますと、
農薬を最初から使わないで栽培したごまであれば、
大見得を切れるのは、有機のごましかない!
という結論に達しました。

どんな畑で、どんな人達が栽培して、
どんなルートで、どんな管理をしているか

すべて確認ができれば、安全で安心が担保できると言えます。

広大なトルコの有機栽培の金ごま畑

5乾燥方法 (2).jpg

4収穫のお手伝い (2).jpg

現地で畑を確認して、
栽培記録をみて、精製工場をみて現地の商社の社長と会い
信頼関係を構築して帰りました。

その後に誕生したのが、有機金ごま いりごまです。

安全・安心とは、絶対に大きな声では言えませんが、
私自身が、限りなく安全で安心出来る商品こそが、
お客様に自信をもってすすめられる商品だと思います。

まだまだ、安全・安心の完全宣言には、道半ばです。

これからも何が最善か、研究してまいります。
どうか、ご理解ののほど、よろしくお願いを申しあげます。

この度も、
最後まで大変長い講義にお付き愛をいただきありがとうございました。

どうか、最後にクイズの応募をお忘れなく!

次回は、添加物のお話をしようと思っています。

それでは、次回までご機嫌よろしゅう!

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