若い時の苦労が役立つ

30年以上前のサラリーマン時代の話です。
高度成長時代でした。
会社はイケイケどんどんでした。
24時間働けますか!のCMもありました。
よく働き、よく飲み、よく遊ぶ、、、
恐ろしい時代です。

営業の前線にいました。
営業には個人別売り上げ目標と営業所目標がありました。
訪問件数、受注件数、開拓軒数やキャンペーン目標がありました。
売上競争一覧表、開拓軒数競争一覧表、重点商品別売上競争一覧表、
壁には、緑や黄色に赤色の棒グラフが競い合っていました
月末には、営業所長は営業所の全体の成績を上げるために、
マイナスギャップを出しているセールスの分を他の誰かに
カバーをさせなければ穴埋めができません。
月末には、当初の個人プレーからチームプレー重視に変わります。

毎月、余裕を持って目標達成をしようと計画的に販売計画や
得意先関係を維持するように仕事をしています。
ほとんどの競争はナンバーワンが当たり前でした。
しかし、チームプレーも大事です。
日頃お世話になっている所長に非協力的態度はとれません。
毎回毎回その要請を受けていると、
なんと売上実績が、当時で1000万円を超えてしまいました。
年功序列の会社でしたから、給料やボーナスにも一向に反映されません。
麻雀をするときなどによく冗談ぽくそのことをいうと
「それを言っちゃお終いよ! ロン!」と点数をとられてしまいます。
めちゃめちゃ麻雀に強い人でした。

入社初めての上司でしたが、
何かと難しい仕事を次々と与えてくれました。
先輩も同じように仕事をしていると思っていました。
伺い書や顛末書の綴りは、私の書いたものばかりになっていました。

その所長は、本社配属となり、次の所長が赴任されました。
新しい所長は、全く別の性格の人で管理と知識の人でした。
良いとこ悪いところ大変勉強をさせていただきました。

2年8か月で小さな新設の営業所の所長職を拝命しました。
ちやほやさせれているなと感じる時もありましたが、
「伝説のセールスマン」呼ばれることはありませんでした。
ちやほやさせないと先輩や上司の配慮だったかも知れません。
お陰様で、その後10年も会社に残ったのですから、、、
奇跡です。

<教訓>
仕事を任された時は出来るだけ受け止める
できることか、できないことかをはっきり整理する
「くだらないこと」か「くだることか」を判断する
くだらないことは、はなから考えないか切り捨てる
くだる簡単な仕事は、スピーディーに消化する
できそうでない仕事をどうチャレンジするかが一番大切です。

                本日のバーチャル朝礼

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