月別アーカイブ: 2012年7月

小売りの業態の変貌

駄菓子屋さん、酒屋さん、米屋さん、八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、
豆腐屋さんなどの食品専門店が成り立っていました

産まれてから死ぬまで必要な商品を扱う百貨店

朝起きて、夜寝るまで必要な商品を扱うスーパー

スーパーは、SM食品専門店や
GMS総合スーパー(ゼネラルマーチャンダイズストア)のチェーン店化

開いててよかったCVS(営業時間は、朝7時~夜11時)

コンビニエンスの登場は
すべての小売業に大なり小なり影響を与え続けています

コンビニは、365日オールナイトニッポンで24時間営業になり、
それに順応してか24時間営業のスーパーが現れ、
百貨店もスーパーも定休日が消滅しました(定休日があったことを知らない人も?)

先に挙げた食品専門店は、高齢化がすすみ後継者がいなくなり廃業が進み、
立地の良い場所や若手後継者がいるところはコンビニに模様替え、、、

最近は、ドラッグストアやホームセンターにも食品の扱いが増えています

さらに無店舗販売(通販、テレビショッピング、ネット販売)の台頭

多くの業態で、エネルギの消費拡大と
食品ロスの発生機会が増えているのは、間違いありません

エネルギー不足対策に営業時間の短縮と定休日の復活を!

大人の食育編「男の話」

第一話】

「わんぱくでもいい!たくましく育ってほしい!」
TVCMの記憶が残っている方も多いと思われます。

当時は、まだまだタンパク質が足りないよ!
といわれていた時代です。

タンパク質の供給に
しっかりとハムを食べて元気でたくましく育って欲しいと
思う親心を掴んだCMで会社もしっかり成長をしたようです。

厚切りのボンレスハムを焼いて、、、
ワイルドだぜ!

そのCMが時代の変化で、
わんぱくは困るし、たくましくなくても優しい子に育って欲しい!
と願う母親が増えて世情に応じて大ヒットしたCMはなくなりました。

時代は変化するのは世の常です。

「男」の漢字は、田に力、
「父」は、鍬を2本組み合わせたものです。

昔の男の仕事は、農耕が主体でした。
父親は、肩に鍬を担いで田んぼに出かけしっかり力を入れて
農作物を生産していました。

ところが今では農家のお父さんは近代化された農業のもとで、
鍬を担ぐかわりに軽トラに鍬や鎌を積んで田んぼに出かけます。

耕運機を使ったり、トラクターに乗っかったままで田んぼを耕すことが
出来るようになりました。

男が田んぼで力を出している様をあまり見ることが出来なくなりました。

農業従事者の余剰労働が生まれてきました。

お父さん達は、兼業農家で勤めに出たり、
専業サラリーマンになったりしました。

鍬を鞄に持ち替えて、
田んぼでなく満員電車で体力を使うようになったのです。

安定した給金を持ち帰るお父さんは一家の大黒柱です。

家に帰ると奥さんは、三つ指ついて「お帰りなさいまし!」
「お風呂を先になさいますか?」

電化が進み電気冷蔵庫が家庭にも入りました。
風呂から上がると冷たいビールとグラスがさっと出てきます。

月給もボーナスも現金でした。
酔っぱらってどこかに落としてきたお父さんの話もありました。
おとーさんように現金を持ち帰ってこそお父さんでした。

お父さんは鍬を担がなくても、
田んぼで力を出さなくても威厳をもたせてもらえる時代がありました。

ところがどっこい、こい、、、
男にとっては最悪の時代がやってきました。

今では電化でなく “かかあでんか” がすっかり進んで
“オールかかあでんか”の時代です

それは、
給料振込が始まったのが男の悲劇の始まりです。

げんきんなもので現金を持たずに帰るお父さんは特別扱いが
必要でなくなりました。

お父さんは、昔のような給料日の楽しみはありません。

お父さんは紙切れの給与支払明細書を大事に持って帰る前に、
奥さんは、ATMで現金化が可能です。

今ではお父さんありがとうでなく、ATMさんありがとうです。

【第二話)】に続く、、、

すみません続きは準備中です。
今しばらくお待ちください。

ここで一旦、クイズに応募をしておいてください。
開け胡麻! 応募フォーム

【第二話)】

極論ですが、
男の弱体化は日本の弱体化や少子化にもつながります。

日本を救え!男を元気にしよう!

これが今回の話題です。

給与振込を現金化にすれば男の権威が回復する可能性があります。
しかしこれに関しては、元気の良い大阪の市長さんが首相になっても
いまさら現金支給は諸般の事情で不可能です。

最近の男子は、虫が怖いと悲鳴を上げるぐらいですから、
虫が放し飼いになっている田んぼで力を出すのは無理なようです。

しからば、現状を容認して男の改造を考えてみるしかありません。

現状はストレス社会です。
環境問題も複雑になってきました。

環境汚染、食品の添加物や保存料、
電磁波や放射能汚染まで心配が広がっています。

いじめ問題も深刻な話です。
問題が起きた学校の生徒や家庭の食生活のアンケートを
して欲しいと思います。

給食費も払って給食をいただいて欲しいものです。

食品・食事と心や精神の関係は重大な関連があると信じています。

最近は、男は食系男子とか肉食系男子とかに分類されるようです。
さらに魚食系男子も加わったようです。

店主の栄養学的には、草食(野菜)・肉食・魚食をバランスよく食べることの
大切さを訴えています。

農耕民族である日本人は基本的には草食系男子です。

漁師は基本的には狩猟民族です。
日本でもマタギと呼ばれる狩猟グループがありました。

漁師やマタギは、命を懸けた仕事といっても過言ではありません。
猟師は、船底一枚が生死の分かれ目です。
獲物との命のやり取りが猟師の宿命です。

農耕男子は基本的に血を見ることはありません。
魚も獣も血が通っています。

血を見ることは命を見ることです。

昔、婿養子の父親が、
暮れになると飼っていた鶏を一人で絞めて、
逆さまにつりさげて血を抜き羽根を剥き、
さばいて正月の料理の材料を準備していました。

男の料理とは、“こしらえごとをすることである”
と今でも胸に刻まれています。

現在の草食男子は、
パンや麺類を食べてご飯をあまり食べません。
食べたとしても少量です。

家計支出統計によると一般家庭の食料品への支出で、
2011年にパンが初めてコメの支出を抜いてしまった。

遠い昔は、パンはありませんでした。
パンは、戦後の食べ物です。

米国というけど、「パン食の国」が小麦の輸出拡大のために
日本にパン食を奨励しました。

昔は、玄米や白米、麦、雑穀を主に食べていました。
コメや雑穀を食べると副菜で色んな食材を食べます。

昔の戦国武将の代表は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康です。
彼らの食べ物特集を夕刊紙で読んだことがあります。

戦をするための、体力、瞬発力、耐久力、持続力など
力のつく、力が出る食事をしていたようです。

その代表が「胡豆昆(ごずこん)」だったようです。

「胡豆昆(ごずこん)」は、胡麻・豆・昆布のパワーを
丸ごといただく食事や食品のことです。

当時の忍者が携帯食として胡豆昆(ごずこん)をそば粉で
丸めて胡豆昆丸を腰につけて飛び回っていたようです。

ついでに忍者の話ですが、
昔、忍者はごまの種を庭に蒔いて
自分の背丈以上に成長するごまをを飛び越えて跳躍の訓練をしたそうです。
その後、収穫して貴重な胡麻を食生活に取り入れたそうです。

戦国武将の中でも特に徳川家康は、ゴマが好きだったそうです。
ゴマの油を使ったてんぷら料理は大変好きだったようです。

家康公が亡くなった原因は、鯛のてんぷらを食べた食中毒だったそうです。

鯛が悪かったのかゴマの油が原因だったか不明ですが、
ゴマの油の原因説は、立場上否定しておきます。

徳川御三家といえば、三河、水戸、紀州ですが、
家康公がゴマの栽培とゴマ食を御三家で奨励をしたようです。

その証に、三河(現在の愛知県)では、
大手で老舗のごま屋さんやごま油屋さんが今でもたくさんあります。

水戸(茨城県)では、日本でゴマの栽培が激減しても
営々と栽培が続けられて国内の黒ゴマの主産地となっていました。

残りの紀州(和歌山県)では、高野山のお坊さんや参拝者の宿泊する宿坊で
精進料理の一品で「ゴマとうふ」の形で、営々とゴマ食文化が引き継がれています。

後その夕刊紙に取り上げらていたのが、

蓮如上人が、仏教の普及活動のために全国を飛び回りながら、
5人の妻をめとり(死別)、27人の子どもがいたそうです。
5人目の妻は蓮如が71~2歳で迎え5男2女の7人をもうけるなど、
老いを感じさせない精力で頑張られたそうです。

最近は、歳の差結婚といわれて話題になっている芸能人は、
きっとゴマ食を取り入れているに違いない!

だいぶ読み疲れてきたでしょう、、、
こちらは書き疲れてきました。

【第二話)】はこれにて終了です。

【第三話】も予定しています。
またの講義にご出席を期待しております。

第三話は、
「胡豆昆(ごずこん)」の秘密と男を強くするミネラルのことを
お話しする予定です。

まだクイズに応募をされていない方、
一旦ここでクイズの応募をしておいてください。

開け胡麻! 応募フォーム

<ラスト>

【第三話】

戦国武将や蓮如上人のパワーの秘密は「胡豆昆(ごずこん)」にあり!

当時といえば、一夫多妻の時代でした。

テレビドラマでは、
戦国武将は、外では勇ましく戦いながら、
本妻には、頭が上がらず、やさしい夫に脚色されています。

当時は、強い者が生き残る戦国時代です
全てに強くなければトップリーダーが務まりません。

質実剛健! ワイルドだぜ!

男の強さは、男にも女性にもアピールしなければいけません。

精神的強さ、体力的強さ、精力的強さが求められたと思われます。

当時の戦国武将や忍者などのスタミナ食としての「胡豆昆食」でしたが、
種族保存のためにも大切だった食べ物です。

この度は、「胡豆昆食」優れた各栄養素についての解説は、
次回の解説とさせていただきます。

今回取り上げたいのは、
その食事の中の栄養成分に注目すべきミネラルがあります。
一つにセックスミネラルといわれる亜鉛です。

亜鉛の効果効能、含有量については、
薬事法の関係でここでは説明できませんので、
大変恐縮ですが、自修をお願い申し上げます。

「亜鉛」で検索

セックスミネラルといわれる所以(ゆえん)は、
亜鉛は特に、男性の性機能に深く関係があり、
精子の生産に深く関わる栄養素で、精液中には、高濃度の亜鉛が
含まれていることからだといわれています。

亜鉛は、精子の量(精液の量ではない)を増やす働きを持ちます。
精子が少なくなると同時に精子の量は、不妊症にも関係します。

現在、男性の不妊が多い原因の一つに、精子の減少が上げられています。
亜鉛は前立腺の動きを活発にして、生殖器官の老化を防止します。
前立腺は、精力増強に強い影響力を持ちます。

しかし亜鉛は、人にとってもっとも、不足しやすい栄養素の一つと
言われていて、亜鉛不足が精子の減少につながり、またホルモンの
働きが弱まるために、精液は濃度が薄くなり、精子の運動能力も
弱まるので、生殖能力そのものが、危機にさらされることになります。

また、性欲が著しく減退したり、勃起不全を起こして、性交渉不能に
陥る原因になるともいわれています。

ちなみに亜鉛と一緒に、ゴマに多く含まれるビタミンB6を摂ると、
より一層亜鉛の効果で精力増強につながります。

ごまのビタミンB6の含有量はこちらで自修をお願いします。

精力以外でも、亜鉛の効果は、EDなどと同様に、多くの男性の
悩みである、男性型脱毛症にも、効果が期待できる栄養素です。

黒ゴマが黒髪に良いとか、
黒ゴマはちみつを食べると産毛が再生してきたとか
お便りをもらうことがありますが、
上記のような遠因があるのかも知れません。

その他に、ゴマや大豆には、「セレン(セレニウム)」という
微量ミネラルも確認できます。

このセレンが不足すると筋力が低下したり、
精子の数が減少するといわれていますので、
戦いに明け暮れ、暇を見つけては種族保存の活動する
戦国男子には、必要不可欠のミネラルが亜鉛とセレンだったことに
間違いありません。

もしも、戦国武将や蓮如上人にあやかりたい人は、
「胡豆昆食」をおすすめします。

次回の9月のごま談義で「胡豆昆食」について
語ってみようと思います。

今度は、男性、女性に関係なく、
日本の食生活についての提案をしたいと思っております。

乞うご期待!

長い長い話を飽きもせず、
第三話までお付き愛いただいてありがとうございました。

にもかかわらず、当選しなかったといってぼやかないでください。

ぼやく前に、
今一度応募していたか、正しい答であったかお確かめください。

応募手続きをされていない方は、これがラストチャンスです!
ぜひ応募をお願い申し上げます。

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