日本のチーズの年間消費量は30万トン
内、輸入量は22万トン、国内供給量は8万トン
ごまの年間輸入量と日本の消費量とほぼ同じ、
99.9%が輸入されて、国内供給量は0.1%
15万トンの内、ごま油向けが約8万トン、7万トンが食用ごま
中国が世界最大の輸出国から、世界最大輸入国の転じて数年になります
日本は、ここ数年は輸入量は頭打ちであるが、
比較的安定していた原料価格は上昇の一途をたどっています
世界のごまの作付けは、増えるより減る傾向があります
中国がごまを買いあさると日本は買い負けることもあります
日本の消費の頭打ちは、
ごまの業界にPB化が始まってからではないでしょうか?
多分、ごまの絶対量は増えていないと思われます
PBを請け負っているメーカーはPBから脱却は出来ないし、
メーカー独自の消費拡大のための販売促進が殆どできません
売場は、PB優先です
消費者が原料原産地の表示を求めていても、
その対応もできていません
これをPB不況といいます
チーズの世界には、
ナチュラルチーズの市場とプロセスチーズの市場があります
チーズは、産地と季節によって牛が食べる餌の状態で風味が違います
また、製造方法によっていろんな種類のチーズになります
プロセスチーズを作るときは、チーズの原料産地や季節を確認しながら、
ブレンダーという専門家が配合を考えます
より付加価値を高める努力を垣間見ることができます
ごまの消費の拡大は、日本国民の健康増進のために役立ちます
まだまだ、PBともども消費拡大の努力は必要です
我々に何ができるかよく考えてみよう! 営業諸君!
本日の朝礼