日別アーカイブ: 2013/07/04

かぼちゃのゴマおやき

かぼちゃのゴマおやき


ペンネーム:あゆ様
お料理名:かぼちゃのゴマおやき

 

【本日のご用命は】

金ごまいりごま
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【材料】(1人分)

かぼちゃ(皮無し)200g
砂糖 小さじ1
塩 ふたつまみ
粉末和風だし 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2
金ごまいりごま 適量

 

 

【作り方】

1.かぼちゃを1cmくらいの厚さに切りレンジokの袋に入れて
600Wで柔らかくなるまでレンジにかける。

2.柔らかくなったら麺棒で袋の上から叩いてつぶし、
ボウルに中身を移して★を加え混ぜる。

3.形を整え、ごまをつけてオリーブオイルをしいて両面焼く。

 
【コメント】
ほんのり甘いかぼちゃのおやき^^
ごまをつけて焼くことで食感がプラスされました。

 

「まごわやさしい」転じて「ごまわやさしい」

日本の食文化は、米を主食にして、豆・魚・海草・野菜などを、
たっぷり取り入れた食事が特徴で、究極の長寿食として
世界中の人々に注目されています。

昨今、日本の食生活も洋風化が進み、欧米型の成人病が増えてきました。
食育などで、その食生活改善の合言葉に「まごわやさしい」が唱えられています。
「まごはやさしい」は食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されている
バランスの良い食事の覚え方を提唱されたことから広まっています。

:豆類、:胡麻、 :わかめ等の海藻類、 :野菜、 :魚、 :椎茸等のきのこ類、 :いも類

金ごま本舗は、この「まごわやさしい」を「ごまわやさしい」を転換して、
「ごまわやさしい」で食生活の提案をしています。

ごまは世界最古の調味料!
ごまは、サバンナが原産地といわれ古代エジプトで栽培が盛んとなり、
その後、ゴマロードを経て奈良時代に極東の日本へ渡り、
日本の風土に合ったごまの栽培やごま食文化が根付きました。

お寺を中心とした精進料理や斎藤道三(僧侶から<ごま>油商人を
経てついに戦国大名にまで成り上がった人物)、
ごま好きだった質実剛健の徳川家康(徳川御三家にごまの栽培を奨励)
などの話があり、歴史的にもエピソードを持つごまです。

戦国武将の食べ物に「胡豆昆(ごずこん)」があります。
ごまと大豆と昆布を食生活に積極的に摂り入れて活力を
とりいれたといわれています。

また当時の忍者がごまと大豆と昆布をそば粉に混ぜて団子を作り、
「胡豆昆丸(ごずこんがん)」を腰につけて何十里を走り続けた話などもあります。

お米が主食で、副菜に海の幸、山の幸をとりいれた日本の風土と
マッチした食生活こそが、健康で長寿食であることが世界に認められています。

その食材は、日本の風土に育てられたなじみのある食材です。
日本には四季があります。食材に旬(大量収穫期)があります。
大量に収穫できた恵みを保存する知恵が乾物屋、干物や発酵食品です。

これらの保存食品は、塩分の過剰摂取に問題があることを除けば、
通年使える食材として日本人の食を支え、体を育んできました。

「ごまわやさしい」の筆頭にくるのが「胡麻」です。

世界の中で、ごまを多様に使いこなしているのは日本だけです。
洗いごま、いりごま、すりごま、ねりごま、ごま油などの状態で使った料理は世界に誇れます。
ただし、あまり宣伝して普及しすぎると世界中でごまの争奪戦が始まるのが心配です。

ごまを筆頭にしたのは、胡麻×まわやさしい⇒ごまを掛け合わせることで
料理をおいしくごま化すだけでなく、良質なバランスの良い脂質、良質なたんぱく質、
豊富なミネラル類・ビタミン類が「まわやさしい」食材をより健康的な料理にしてくれるからです。

海外での日本食の代表が、「すし」・「すき焼」といわれていますが、
本来の日本食のイメージが失われている現在は、日本人がご飯を食べなくなり、
ご飯に合う主な副食の素材も魚から肉に 変化しています。
そのために乾物の消費は年々低下しています。

特にごまは健康食材として取り上げられ、
乾物売り場の優等生と注目されていますが、
本来ごまは、料理の名脇役で食材を引き立たせることが役目です。

せっかく注目される「ごまわやさしい」の筆頭におかれたごまですから、
その立場を活かして「大切にしたい、日本の風土(&フード)と食生活」を
合言葉にごま食文化の普及とささやかでも日本人の健康増進に
貢献できるように金ごまの道を切り開いていきます。