おわりに

アスリートではありませんが、
引退をする覚悟を決める時が来ることはわかっていました。

たまたま、懸賞企画155回という節目に環境が整ったことで
懸賞企画・ブログライターを引退する決意をしました。

まさか、こんなに長く続けることができるとは思っていませんでした。

金ごま本舗の設立は平成11年(1999年)5月です。
コロン、スラッシュ・スラッシュ、ドットなんて単語を
聞き始めたごろです。
そんな時に「kingoma.co.jp」のドメインを登録しました。

会社設立時に、未来永劫続く会社でありたいと念じていましたが、
お陰様でなんとか18年の歳月を迎えることができています。
ひとえにお客様、販売店様、問屋様のご支持のお陰です。
本当にありがとうございます。

会社経営は一寸先は闇といわれる中で、ありがたいことに多くの方に
ご縁をいただき、ご指導、ご鞭撻を仰ぐことができてました。
関係者の皆様のお一人おひとりに心より感謝を申しあげます。
また、金ごま本舗品質をより良いものにしてくれている全従業員の
皆様にもお礼を申しあげます。

陰で懸賞企画の提案やいろんなサポートをしてくれたスタッフにも
感謝をしています。

お客様が、名もない、胡散臭いごま屋を支持していただいたことが
すべての始まりです。

金ごまを知っているお客様より、知らないお客様が多かった時代です。
日本で消費されるゴマのほとんど(99.9%)が輸入品です。
言い換えれば、その新実を知らないお客様が99.9%でした。

ごまの真実を語ろう!
金ごまの伝道師となる!

実際には、それは、たいへん大それた野望でした。

オリンピックのメダルは、金・銀・銅
ごまの種類は、白ごま・黒ごま・金ごま
お相撲さんは、白星、金星が大好きです。

いずれも、金が一番です!

魚沼のコシヒカリのように
ゴマも産地によって味が変わります。

金ごま本舗は、世界で一番おいしいごまの産地を見極めて
その産地の原料しか扱わないことにしました。

これが、金ごま本舗の成長の最大の障害となることは、
金ごま事業のパートナーのおっ家内しか予想していませんでした。
時期尚早という、そのおっ家内の反対を押し切って、
業界に先行して、会社の目玉として産地表示を断行しました。

予想以上のブレーキがかかりました。
いきなり走行中の車でサイドブレーキをかけられた感じです。

必死に「日本のごまの99.9%は輸入品です!」と叫んでも
産地表示がしてある金ごま本舗のごまは、列記とした輸入品に違いありません。
「産地表示をしていないゴマこそが国産である」と信じて疑わない
お客様には、何を言っても理解を得ることは至難の業でした。

飽きっぽく、諦めの早いのが表の性分、
意外と自分でも気が付かなった裏の性分が芽生えてきました。

頑固で意地っ張りの性分です。

金ごまの伝道師となって、
コツコツ、コツコツ催事販売を通じてごまを語ろうと決心しました。

テレビ取材お断り(ほとんど先輩の同業他社にふりました)を貫きました。
自分の主張がまともに伝わらいのが気になりました。
取材の方向性は、国産優位でしたから。

すでにkingomaのドメインを確保していましたので、
ホームページを制作することにしました。

第一のホームページの制作目的は、
商品の販売でなく、金ごま本舗のブランドの売込みです。

制作会社の社長と趣味の釣りを通じて何度も釣りに出かける道中で
右も左もわからないホームページの世界を勉強させてもらいました。
こちらからは、金ごま本舗のこと社長の考え方をしっかりと理解をして
いただくことにしました。

社長ブログを書いてください!
ツイッターを書いて下さい!
メルマガを書いてください!
掲示板にコメントを書いてください!

会うたびにしつこく言われます。
小学校の日記が一番の苦手でした。
三日坊主が自慢の子でした。

もうしつこいなー!
とうとう根負けして遺稿集として書くことを約束しました。

それと最もやらなければいけないミッションを具体化することが
できる手段であることに気が付きました。

学生時代は、農業と遊びを勉強しました。
卒業後に紆余曲折がりましたが、ある大手の食品会社で13年間務めました。
31年前にスピンアウトしてまたまた紆余曲折の人生経験をさせてもらいました。
しくじり先生の講義に出れるほどのネタはたくさんあります。

50歳で金ごま本舗株式会社を設立しました。
金ごま本舗の歴史は今から数えて18年ですが、蝉のように50年間地中で
過ごしてきたので金ごま本舗の年齢は、50+18年=68歳です。

会社は社長次第です。
社長の語りが新規のお客様の気持ちをほだすことになります。

オリンピックのメダルは、金・銀・銅
ごまの種類は、白ごま・黒ごま・金ごま
お相撲さんは、白星、金星が大好きです。

いずれも、金が一番です!

魚沼のコシヒカリのように
ゴマも産地によって味が変わります。

金ごまは、地中海沿岸国で栽培されています。
その中でもトルコ産の金ごまが一番です。

その同じ金ごまでも、焙煎の仕方、さらにすり加減で大いに
風味や味が変わります。

コツコツコツコツコツコツコツコツ、、、、、頭をこっつんこ
産地表示にこだわっている間に業界大手のすべてのごま屋さんが
産地表示をしないで金ごま市場に参入してきました。

ゴマは、今でも産地表示の義務はありません。
こんなボヤキはさておいて、少しでも多くの方に真実を知って
いただくことが大切と考えました。

メルマガで情報発信をすることを勧められました。
メルマガ会員になっていただくためには、手っ取り速いのは
懸賞企画だと勧められました。

クイズに当選され方に金ごまをプレゼントして金ごまのファンになって
いただき、あわよくば金ごまの注文をいただくなんて下心をもって
集めた会員さんは3万件近くに達したことがありました。

一度に1000名以上、多い時は、3000名前後の方から応募いただきます。
しかし、最大頑張っても予算の都合で150名にしか当選しません。

外れの方には、ありがたい顧問の話で勘弁をしてもらうことにしました。
中には、顧問の話だけで満足するので、応募をしない人までありました。
職場で話題のネタになったり、ちょとした清涼剤になるとも言っていただきました。
応募の際のコメントを図々しく素直に受け取らせていただきました。

おいしい、おいしいとコメントたくさんいただきました。
しかしながら、不思議なことに直接ネットへの注文につながりません。
いいね! いうなら、、、、、金ごま本舗の〇〇〇買って!です。

「金ごま」っておいしいですね!
これは、大概産地表示のない他社さんの金ごまです。
残念なことに、これほど金ごまが普及しても金ごま本舗の金ごまは、
あまり店頭での販売がされていないのが現実です。

前後しますが、金ごま本舗のメルマガ会員様の中には、
金ごま本舗をこよなく愛していただいているありがたいお客様が
おられます。
我々が行き届かないスーパーの店頭で金ごま本舗の金ごまを
PRしていただいたり、売場を整理していただいているお客様が
おられます。涙がこぼれ出るほどありがたいお客様です。
本当にいつもご支援ありがとうございます。
これからもどうかよろしくお願いを申しあげます。

スタッフから今までに一番長いブログをかけて言われています。
申し訳ないのですが、13年間が走馬灯のようにくるくる回って
なかなかまとまりません。

最後になりましたが、
どうしてもお礼を申しあげなければいけない方がいます。

石尾先生
いつからか思い出せませんが、陰ながらメルマガやクイズ企画やブログと
ホームページの校閲をしていただき、細部に渡って誤字や文法など間違いや
文章の書き方などのご指導をいただきました。
今まで一度もあったことはありませんが、私は勝手に作家の先生といっています。
指摘されてもなかなか修正できなかったり、放置したり大変出来の悪い生徒でした。
今頃反省の弁を述べても遅いのですが、サルのようにいつも反省をしておりました。
先生のご指導のお陰で、ブログも皆さんに楽しく読んでいただくことが
できるようになったと心から思っています。
一度、直接お逢いしてお礼を述べる機会をいただければと思っています。
長きに渡って本当にありがとうございました。

一先ず、顧問の担当の懸賞企画は、155回をもって終了させていただきます。
今後は、ホームページ担当の藤原真紀が新しい企画で頑張ってくれます。
どうかこれからも金ごま本舗をよろしくお願い申しあげます。