ごまのよもやま話

既にご存じの方は、耳にごまかもしれませんが、

ごまの発祥地は、アフリカ大陸のサバンナ(サバナ)です。

 

サバンナで生まれたごまは、

当時からそのごまの栄養価は評価され、

ごま1粒と牛1頭を物々交換したといい伝えられています。

 

ちなみに当社が調べた自社の金ごま一粒の重さは、

平均値で0.003448g /1粒当りでした。

 

ここまでに答えが分かったので、

すぐさまクイズにご応募したいと言われる方は

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エジプト文明が発達し、

ごまの栽培も盛んになり、収穫されたごまは、

クレオパトラやツタンカーメンも利用していたようです。

そのまま食べたり、搾ったごま油を灯明(あかり)に使ったり、

ごまの抗酸化力を利用してミイラにも塗られていたそうです。

 

その後、エジプトから地中海沿岸にごまの栽培が広がり、

中国の西湖と呼ばれる胡(ご)の国まで広がりました。

その後、胡麻はシルクロードならぬゴマロードで、

インドからは、仏教とともに中国、韓国を経て

または中国から極東の日本に伝わりました。

 

われわれの身近なものに、胡麻(ごま)以外に胡の漢字を使った

食べ物に胡瓜(きゅうり)、胡桃(くるみ)、胡椒(こしょう)

などがあります。

 

余談ですが、ちなみに

あぐらは「胡坐」、うさんくさいは「胡散臭い」と書きます。

当時中近東を支配していた古代ペルシャ帝国を中国から見て西の国を

西胡(胡の国)呼んでいたと思います。

その当時のペルシャ人がひげをはやしてあぐらすわりをしている様が

野蛮な人(胡散臭い)に見えたのではないでしょうか?

 

妄想力たくましい金ごま顧問の話が胡散臭いと言われるのは、

このあたりからきているのかもしれません。

金ごま顧問は、料理をおいしくする胡麻化師であっても

決して誤魔化師(ペテン師)ではないと思っています。

 

胡麻にかかわる言葉が日本で浸透しているのも、

胡麻は、世界最古(西湖)の調味料といわれるゆえんです。

ちなみに世界最古の甘味料は何かご存じですか?

(答えは、この金ごま顧問のごま談義の文末に)

 

日本では、仏教の思想に沿った食文化の精進料理で

胡麻食文化が形成されました。

 

仏教思想では、殺生が許されないために

動物性たんぱくを摂取することができません。

代替えとしての植物性たんぱく質を取り入れるレシピが考えられました。

植物性たんぱく質の代表がゴマと大豆があります。

 

ゴマには、たんぱく質は約20%あります。

ゴマたんぱくのアミノ酸は大豆食品で不足するアミノ酸をカバー

することができます。

 

ごまの栄養は良質のたんぱく質、良質の脂質の他に

豊富なビタミン類やミネラル類を含んでいます。

 

残念ながらゴマのビタミン類なかで

唯一無いものがビタミンCです。

そのビタミンCを補う理想の組み合わせが野菜のごま和えです。

 

高野山には「高野豆腐」いう大豆食品があります。

こちらは、偉大なる偶然の開発食品です。

偶然に厳寒の中に置き忘れたとうふが凍ってしまい、

その後に日中の陽だまりのなかで氷が解けだして

できたのが「高野豆腐」だそうです。

高野豆腐は「凍み(しみ)豆腐」という呼び方もあります。

 

>>>ここで割り込み注意!<<<

ごまどうふは絶対に凍らせてはいけません!

まずいことになります!

 

その他に高野山には、1200年前から伝わる

「胡麻とうふ」があります。

精進料理の代表ともいえる「胡麻豆腐」も偉大なる発明です。

こちらは「豆腐」と言っても大豆は使っていません。

とうふは大豆から作った豆乳をにがりで凝固させたものです。

胡麻豆腐はごまから搾った胡麻乳または、ねりごまを

本葛やでんぷん粉で炊き込んで容器に入れて冷やし固めたものです。

 

大変ややこしい話なので金ごま本舗では、胡麻豆腐の豆腐を「とうふ」

と書いて「胡麻とうふ」としています。

 

和食が注目されていますが、

これぞ日本が誇れる本当の和の伝統食といえます。

 

まだまだ話は続きます。

途中退場の方は、↓こちらから応募の手順を踏んで出てください。

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胡麻はWHOでも推奨の優秀な食品です。

 

世界に伝播したごまは、

国柄や地域で品種ごとの栽培適正や食文化の違いで、

使用されるごまの種類や利用の形態が変わっています。

 

金ごまは、地中海沿岸国が主な栽培地です。

白ごまは、中南米、東南アジア、北アフリカが主な産地です。

黒ごまは、東南アジアが主な産地です。

 

金ごま顧問は、人の髪の毛の色とごまの産地と消費エリアに

相関関係があるのではないかと仮説を唱えています。

 

金ごまの産地エリアと消費エリアには金髪の人が多く、

黒ごまの産地エリアと消費エリアには黒髪の人が多い!

 

これは、金ごま顧問の大発見!?

 

一方、黒ごまを食べると白髪がなくなり、

黒髪がよみがえると唱える人がいます。

 

しかし、店主は金ごまをしっかり食べていますが、

金髪にならずに白髪になっています。

 

大発見にもかかわらず、大いなる疑問を持ち続けています。

ごま科学学会で今後の研究課題としていただければ、

幸いと思っています。

 

ごまの利用方法は大きく分けてごま油と食用ごまです。

また、生(未焙煎)で使うか、焙煎して使うかの2通りあります。

 

日本では、輸入されるごまの原料の内、

食用ごまよりごまの油に使われる量の方が多く使われています。

 

そのごま油の各国の地域別使用特徴は、

日本を含む東アジアでは、調味料的に使う強焙煎ごま油と

比較的弱めの焙煎ごま油はフライ用に、

未焙煎(ごまサラダ油)のサラダやフライ油として利用されています。

 

北アメリカやヨーロッパは、

未焙煎油(ごまサラダ油)をマーガリンやサラダ油に

混合して利用されています。

 

インドでは、未焙煎油を薬草と混合したマッサージ治療油を

伝統医学アーユルベーダに利用されています。

 

食用ごまとしては、

中近東は、金ごまが主な産地でありながら、

高価な金ごまを輸出して、逆に輸入した白ごまを使って、

ごまペースト(タヒーネ)にしたものを料理に利用しています。

 

日本を含む東アジアは、主に白ごま、黒ごまが消費され、

いりごま・すりごま・ねりごまの状態で料理や加工品に使われています。

 

ヨーロッパなどは東アジアのようにすったごまより、

いりごまのように粒のままで菓子などに利用されることが多いようです。

北アメリカは、皮むきごまが食品に使われています。

マクドナルドのハンバーガーに乗っかっている

白系のごまが代表です。

 

マクドナルドは、

白ごまの中の女王と言える上質で高価なごま

金ごま本舗のプライム白ごまいりごま80gと同じ

グァテマラ産を原料に指定をしているようです。

 

《マクドナルドの裏話》

ある関係者に聞いたことですが、アメリカで主食の座についた

ハンバーガー食ですが栄養バランスが悪い食べ物だと悪い評判がたちました。

そこで栄養バランスをとるために採用されたのが胡麻だったのです。

一度そんな見方でハンバーグを買ってみてください。

高いハンバーグにはグァテマラ産の白ごまがバンズにのっています。

残念ながら安いハンバーガーにはナッシングです。

 

最近、ちょっと厳しい経営環境のマクドナルドさんです。

頑張れマック!

 

いずれにしても

圧倒的に東アジアのごまの利用方法は多彩です。

 

後もう少し話は続きます

ここで一服するか一気に読み終えるか

それとも退場するかはあなた次第です。

いえいえ筆者のつたない話のせいかもしれませんが、

このままお付き愛をしていただければ幸いです。

いちよう退場の出口をご案内させていただきます。

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世界の中で、

1人当りのごまの消費量の多い国は、

韓国、日本、中国の順となっていますが、

最近は、中国の消費量が急激に伸びて、

今までのごまの輸出大国が逆に輸入大国に変わり

世界中からごまを買いあさる状況が続いています。

 

2013年の輸入量は44万トンとなり世界最大の

輸入大国となっています。

 

世界最大の輸出国⇒世界最大の輸入国

 

数年前から続いたごま原料の高騰の遠因も

一部中国の影響があります。

 

日本のごまの輸入量は、

食用ごまとごま油用原料と併せて約16万トン弱です。

 

ただ、そうかといっても中国から日本へのごまの輸入が

まったく無くなった訳ではありません。

中国の産地によっては大変おいしくて高質なごまもあるのは

事実です。

2008年度のデータでは、

日本のごまの輸入量の6%近くが

中国から輸入されていました。

 

ごまは今でも産地表示をする義務がありません。

 

中国産の商品はいやと言っても表示がされていなければ、

消費者は知る余地がありません。

 

知らぬが仏、、、、、、、

いらぬ心配をしなくてよいと、、、、、、、

知らないことが幸せなことかもしれませんが、、、、、、、、、

消費者は神様でなくほっとけ様にしているメーカーや

販売店の対応はいかがなものかなと思います。

 

ここで自己PRをさせていただきます。

 

金ごま本舗は会社設立時より産地を謳(うた)っています。

 

ごまには全てルーツや氏素性があります。

現在、日本は世界の約30カ国からごまを輸入しています。

金ごまは、トルコ、エジプトから輸入されていますが、

その輸入量のわずか1%しかない希少なごまです。

 

店主は、かれこれ20数年前にごまに注目し、

業界初のごまブレンダーと勝手に名乗りをあげて、

「合わせごま」なるものを開発しました。

 

残念ながらさっぱり売れませんでした。

第一にどこの馬の骨かわからないごま屋なんて

全くだれも相手にしてくれません。

 

さらに「合わせごま」なんてまがい物のように思われたようです。

 

時期尚早でした。

試行錯誤のうえ、合わせる「金ごま」の方だけに絞って

金ごまを販売をすることにしましたが、

これまた、、、

金ごまなんて知っている人はほとんどいません。

 

金ごまはトルコのごまで、

ごまの中では一番おいしいごまです!

 

エ!!!

日本じゃないの!?

トルコのごま???

 

ごまなんか、

みんな田舎に遊びに出かけた時に、

お土産屋さんで地場の農産物を売っている店直売所で

買っているよ!

 

大抵がそのごまは中国産でした。

地元産だと信じてわざわざ買いに行っているという

お客様もおられました。

 

その頃も田舎で買えば100%地場で栽培されたごまと

勝手に思っている方がほとんどでした。

 

真実を知ってる顧問が、「それは、輸入品ですよ!」

と言ったところで返ってくる反応は、、、

 

逆に私に対する怪訝(けげん)な目、、、、、、、

 

業者にしてみれば、

そんなの関係ねー!

黙っていれば問題ない!

 

ごまのルーツもあったもんじゃない!

そんな時代でした。

 

おっ家内は、産地表示は時期尚早と反対でした。

その反対を押し切ってパッケージに産地を印刷をしました。

思った以上の反響がありました。

 

売上がどんどん下がっていきました。

反対していたおっ家内は、言ったとおりでしょう!

と言いながらここは踏ん張るしかないと協力の意思を

見せてくれました。

 

正直者でいこう!

 

会社の氏素性は訳がわからなくても

金ごまの氏素性ははっきり言って売るんだ!

 

覚悟を決めて、

コンセプト造りをしたのが「金ごまこだわり七道」

 

いつの間にか、

話しが金ごま本舗のルーツになってしまいました。

 

金ごま顧問のごまビジネスは

産地表示との戦いの金ごま人生だったような気がしています。

 

金ごま顧問のごま談義に長々と

お付き愛をいただきありがとうございました。

本日はいったんお別れです。

 

ぜひクイズの応募だけは忘れずに!

 

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<<<冒頭のクイズの答え>>>

世界最古の調味料は胡麻!

世界最古の甘味料は、「はちみつ」でした。