肝腎要

肝腎要(肝心要とも書く)

「肝臓(かんぞう)」は解毒工場
「腎臓(じんぞう)」は毒素の排出工場

要の語源は、
「扇の要(かなめ)」は扇の骨をとじ合わせるために、
その末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘。
この釘がなければ扇はバラバラでまとまらない。

肝腎要(かんじんかなめ)とは、
肝臓も腎臓も心臓も最も大切な臓器で
命の要であるということです。

答えがわかりましたか?
わかったら早速ご応募ください。

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今回のクイズの答えに関係したごまと肝臓、
ごまと腎臓の栄養学についてお話をしたいと思います。

 

<<<<<肝腎要の肝臓編>>>>>
かんじんかなめのかんぞうへん

肝臓と心臓、腎臓は体にとって大事な臓器です。
今日は肝臓についてのお話をさせていただきます。
結構長い話になるのは確実です。
覚悟を決めて読み始めてください。
万が一休養やトイレに行きたくなった方や読み続けるのが
いやになる人のために講座の途中でも出ていける出口を
設けていますので、その際はクイズの応募を忘れずに
退出してください。

ここまででも長いくどい話になり恐縮です。
早速退出したくなった方は、
懸賞の応募だけはすましておいてください。
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それでは始めます!

肝臓には3つの働きがあります。

―代謝―

食事でとった糖・たんぱく質・脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し、
必要なときにエネルギーのもととして供給します。

―解毒―

アルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し、
からだに影響をおよぼさないように無毒化します。

―胆汁の生成・分泌―

肝臓でつくられた老廃物を流す「胆汁」を生成・分泌します。
胆汁は、脂肪の消化吸収を助ける消化液です。

肝臓がダメージを受けたり、機能が低下すると、
人が活動するエネルギーの供給が止まります。
必然的に元気がなくなります。

心臓をはじめ、肝臓も腎臓も生きるためにまた健康な生活を維持するために、
死ぬまで頑張ってくれる大切な臓器です。

その大切な臓器に負担をかけると
その臓器が悲鳴をあげて、バンザイしてしまいます。

典型的な事例でいいますとアルコールをいっきに多量に飲むと
急性アルコール中毒となります。

毎日、毎日たくさんのお酒を飲み続けると、
もういかんぞうと言って肝臓がストライキを起こします。

これが慢性アルコール中毒です。

肝硬変になったり、がんになったりします。
私の知っている人でも数人が若くして亡くなりました。

お酒を飲むとアルコールが分解されてアセトアルデヒドができます。
二日酔い原因は、アセトアルデヒドです。

分解される時間は、飲酒量や個人差があります。
このアセトアルデヒドの分解を促進してくれる成分が
ごまの中の成分にあります。

お酒を飲ませたネズミにごまを与えるとネズミが二日酔いにならない
実験結果も出ています。

肝臓で発生する活性酸素を撃退する抗酸化物質が
ごまの成分にあるセサミンを代表とするゴマリグナンです。

抗酸化物質にはビタミンCやビタミンEなどがありますが、
肝臓で直接働くのはセサミンだけです。

この働きに目を付けたのがサントリーさんです。
アルコールをどんどん飲ませた罪滅ぼしでしょうか?

こんどは、肝臓をいたわる「セサミン」とういう
サプリメントの販売を開始しています。

ニトリでなくサントリさんですから欲の深いことです

出口⇒ 応募フォーム

現代人は昔は存在しなかった物質
(薬、残留農薬、食品添加物や保存料など)を口にしています。

本来からだが必要としない物質を大なり小なりの量を肝臓に送りこんでいます。

薬が肝臓に決定的ダメージを与える場合があります。
それが副作用といわれるものです。

薬は用法用量に従って服用しても
体質や体調によって副作用が起きる場合があります。

それは肝臓が能力以上の解毒作業ができない場合に
悲鳴をあげてしまった状態です。

添加物や保存料は使用基準があり、
一度に大量の添加物は使われませんが、
たくさんの加工食品を消費する現代人は合算すると
相当の量を食べていることになります。

こわいですね、こわいですね、こわいですね

残念ですが本日の講座の終了時間がきてしまいました。
それでは最後にクイズの応募は忘れずに⇒応募フォーム

<<<<<肝腎要の腎臓編>>>>>

腎臓には主な3つ働きがあります。

ー 血液の浄化/老廃物や毒素の排泄ー
全身をめぐる血液から腎臓で濾過して老廃物や毒素を取り除き、
おしっこで老廃物や毒素を排出し血液をきれいにします。
腎臓が一日にろ過する血液の量は150リットルといわれています。
腎臓の機能が低下すると、体中に老廃物や毒素がたまることになります。
ー体内の水分量や電解質の調整ー
体の水分やナトリウム、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなどの
ミネラルの量を調整して体内環境のバランスと保つ働きがあります。
ーホルモンの分泌と調節ー
赤血球をつくるエリスロポエチン、血圧を調整するレニン、プロスタグランジン
などのホルモンの分泌、ビタミンDを活性化して骨を作るカルシウムの吸収を
助けます。

さらに腎臓についてもっと知りたい方は、「腎臓」で検索してみてください。
https://search.yahoo.co.jp/search?tt=c&ei=UTF-8&fr=sfp_as&aq=-1&oq=&p=%E8%85%8E%E8%87%93&meta=vc%3D

腎臓の病気や腎臓に良い食べ物など紹介されています。
その中に「ごま」もよい食べ物の一つに推奨されています。

単刀直入に言って
「肝臓にも腎臓にも良い食べ物がいい!」

ちょっとはしょってしまいましたが、
次回はもっと詳しく、おもしろいお話にしてみたいと
思います。

またの講座をこうご期待!

最後にクイズの応募はくれぐれもお忘れのないように!
グッドラック!⇒応募フォーム