ごま産地表示を考える

>現在ごまの産地表示の義務は法的にはありません<

逆に産地表示をしてはいけないという法律はありません

●ごまの産地表示を可能にするためには、

・優良産地国を選び抜いて限定すること

 大量生産大量販売をしないようにすれば可能です。

・ひとつの品種で1産地国の原料ごましか扱わない。(国産を除く)

 表示の原料以外のごまが使われることがない。

●より厳格な管理のもとでトレース可能な有機ごまを商品化

・有機認定を受けた畑から現地サプライヤーを通して
国内の有機認定加工メーカーから原料を買い取り、
認定機関で毎年検査を受ける管理体制で製造される・

残留農薬問題、産地ブランドの価値評価を高めるために
地道にごまの産地表示の普及に努めています

余計なことを言うな! するな!
と業界からはいわれていると思います

消費者サイドに立つスーパーやPBですら、
原料産地表示はされていません

どれほど、難しいことか想像できますか?

大手に供給するには、
メーカーは安定供給の義務が発生します

商品売買契約書にもその事項が書き込まれています

大量に消費される白ごまや黒ごまの原料は、
一国だけでは賄えられない事情があります

国によって原料価格に差があります
価格調整のために原料の選択が自由にできます

産地の切り替え時のトラブルが発生する可能性が高い

パッケージに表記する手段や管理システムの構築に
難しさがある

敢えて産地表示をすることにより、
産地誤表示、産地偽装の事件のトラブルの発生が
起きる可能性が高くなる

決して自分だけがいい子になろうという魂胆ではありません

新参者ですが、
せっかく首を突っ込んだこの業界です

ごま業界が、消費者に信頼をされるようになることを目指している
一業者の声です

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