なんで金ごま?

ようこそ金ごま社長のごま談義講座に!

社長の話は脱線しすぎで、
読んでいると疲れてくるというご意見をいただきます。
たいへん恐縮ですが、この度も脱線しまくりです。

最後まで読んでいただけることを期待しています。

途中、
所用ができたり、講座がつまらいと思ったときは、
クイズの応募だけは忘れずに遠慮なく退出をしていただいて結構です。

クイズに応募して出る

さて、さて、、、

講義をはじめます。

戦後めざましく成長した食品業界はどんな業界かご存じですか?

その二つの業界は、
「空気」と「水」で大きくなっています。

空気を使って大きくなった業界は、
ついに日本の基幹食糧である米飯の売り上げを越してしまいました。

まさかの坂で、
びっくりでクリ、クリ、くりご飯もびっくりです。
農協さんもびっくりで消費金額がひっくりかえってしまいました。

いうまでもなくその業界は「パン業界」です。

パンは、
空気でいかに嵩高(かさだか)くするかが技術です。

戦後、食の世界では洋風化がすすみました。
食パン、学校給食にでてくるコッペパン、ホットドッグやハンバーガー
菓子パンは、アンパン、ジャムパン、クリームパンが主流でした。

最近は、お菓子の部類に入るような菓子パンも勢ぞろいです。

調理パンもサンドイッチやホットドッグは家庭で簡単調理で作れますが、
今ではほとんで家庭で作ることがなくなりました。

コンビニエンスの普及でいつでもどこでも手軽においしい調理パンが買えます。

朝からご飯を炊いておかずを作るなど面倒さが敬遠されて
ご飯を食べる人が少なくなってしまいました。

手間暇かけずにすぐ食べられる
簡便な食事として圧倒的にパンが有利で米飯を抜いてしまいました。

そのきっかけつくったのは、
アンパンマンの力なのでしょうか?

パン業界の裏話ですが、
実は、アンパンマンの力でなくレオンの包餡機 です。
昔は、あんぱんを作るのに
あんこを手でパン生地で包みこんでいました。

和菓子饅頭を製造販売していたレオン自動機の
創業者の林氏が何とか包餡作業を自動化できないかと
開発に取り組んだそうです。

商売で儲けたお金を全て機械の開発につぎ込んだそうです。
大変な苦労の上に1号機が出来上がったそうです。

その1号機を買ったのが山崎パンの創業社長だそうです。

山崎パンはその包餡機のおかげで飛躍的に生産性があがり、
パンの量産が可能となり会社はどんどん成長したそうです。

次々と改良を積み重ねるレオンの包餡機を買い足し、
ともに発展をしていったそうです。

クイズに応募して出る出口

食生活の近代化で、パンの成長が先行したパン業界の後を追うように
成長したのは、サンドイッチには切っても切れない関係のハム・ソーセージ業界です。

こちらは、空気でなく「水」の使い方が勝負です。
ただ同然の水をいかに使うかで儲けを生み出すかが勝負です。

字のごとし、水を使っての商売を「水商売」です。

ハムは、原料の豚肉に調味料を漬け込んで燻煙加工します。

常識的には、燻煙加工すると水分が飛んで重量が目減りします。
ところが技術という儲けのマジックを駆使すれば、
元の豚肉の重量より倍増とはいけませんが何割か増量できます。

そのマジックの秘密は水と「あるものです」です。
加水をどんどんしても燻製加工で水分が失われたり、
日がたつとドリップ現象が起きてせっかく水増した水ですが、
水を流す話になってしまいます。

「あるもの」の
答えはこちら

店主は、
後者の業界で13年間お世話になりましたので、
あまり刺激的な発言は控えさせていただきます。

たん白質が足りないよ!
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい!

そんな時代でした。
たん白質は動物性たん白質をどんどん食べよう!

食生活の改善、栄養改善の使命を持って仕事をしていましたが、
実際には、売上至上主義の組織の一員として営業活動をしました

やはり、かっこよく言えば、
食生活の改善、栄養改善の使命感を持っているがゆえに
だれよりも売上が伸びたのでないかと、、、、、
今も思っています

商品も信念をもって小売店やスーパーに営業すると、
売り上げはどんどん上がり、いつの間にやら社内でも目立つ存在となりました。

営業所の所長を歴任した後に生産部に移籍となりました。

この生産部で色んなことを知ったり、経験をすることになりました。

食に関する情報は、
営業活動以上に集積すことができた次第です。

その後、開発部が新設されると同時に人事異動なり、
開発部では新規事業の立案や健康食品などの開発に携わりました。

健康とは何ぞや?
食品と食生活を根本的に見直す機会を与えられました。

ナイフとフォークの食生活が日本人にとって良いものか?

「日本には四季があり、
日本風土が生み出す食材を使って作る家庭料理が
日本人の体と心に重要な影響を持つ」

ことを家庭料理教える料理の先生に教わりました。

日本人の体を育んできた食材は日本の伝統食材といわれる
「ごまわやさしい」です。

日本食は箸で食べる食文化です。

今まで食の近代化(欧米化)を推奨してきましたが、
日本人は、決して箸を捨てない!
捨てては困るという結論が出ました。

遠からじ、「ディスカバージャパンフード」を目指そうと
意を決して会社を辞めました。

退職後にう余曲折がありましたが、
ごまにご縁があり、「ごまわやさしい」の胡麻から始める
金ごまの道を歩むことになりました。

パンもハムも製法は、空気や水を加える足し算です。

ごまは、反対に引き算になります。
水分の含有量は、もともと少ない原料を乾燥したり、
焙煎をすることでさらに目減りをしてきます。

当然歩留まりが悪くなると仕入れた原料より、
量目が減るわけですから付加価値を上げるつもりが、
メーカーにとっては付加価値は下がってしまいます。

企業は、利潤を生みだすのが使命です。
どうしたら利益を出していけるのかが最大のテーマです。

原料を右から左に動かすだけの商売では、
利益の幅は知れています。

ごまに付加価値をつけることがビジネスチャンスと考えました。

ごまは、白ごま、黒ごま、金ごまと
品種ごとに特徴があるのが分かりました。

白ごまは、ピンからキリまであること、
白ごまのキリのキリはごま油の原料に使われること、

黒ごまは、あの黒い皮の部分に黒い色素があること、
その黒い皮が二重になっている品種の黒ごまもあること、

金ごまはごまの中でも、
一番香味が高く世界の中でも一番生産量が少なく
希少価値であり、日本でもそれほど消費されていなくて、
これからの市場であること

ごまは、産地によって味が変わり原料価格に差があること、
ごまは、焙煎の仕方によって香味に差がおきること
ごまは、すり加減、すり方によってさらに大きく差が生じること

ピンの白ごまと希少価値の高い一番おいしいごまを
ブレンドした合わせごまの開発をしました。

業界初のごまブレンダ―です。
付加価値の高いごまの販売を開始しました。

どうでしょうか、、、、、、、、

たかがごまの時代でした。

寡占化がすすんだ業界です。

どうやら大変難しい業界への入り方をしたようです。
脱サラ後の新規参入です。

どこも相手にしてくれません。

ブレンドのごまを提案すると、
しばらくすると提案した先から同じようにブレンドごまが
店頭に並んでいるのには驚かされました。

ごまの業界に導いてくれた大先輩から、
単純に金ごまに絞ってごまビジネスをしたらどうかと
提案をいただきました。

その頃は、人生のどん底をさまよっていました。
脱サラしてもどこか本気度が足りなかったのではないかと
今では思います。

脱サラ後に興した会社を整理して
新しく金ごま専門のごまの会社「金ごま本舗株式会社」
にごまのビジネスを移しました。

金ごまを手にした時が、
人生最大の本気度の高まりでした。

とことん金ごまにかけました。

それまでの商売すべてを切り捨て、
金ごまだけに絞り込みました。

バブルも経験しました。
恐ろしく大きな負債を負いながら、
会社も危い、家庭も危い状況の最中に
あの阪神大震災が発生しました。

最後の最後は家族しかないと思いを抱いていましたが、
お金の切れ目が夫婦の切れ目、離婚も時間の問題でした。

地震が起きた時は、
天地がひっくりかえったような感じでした。

タンスがベットに覆いかぶさってきました。

とっさにタンスを足で支えて
自分の布団を家内にかぶせて子供たちに声をかけながら、
地震がおさまるのを待ちました。

クイズに応募して出る出口

このふとんが運命を変えました。

お家内からは、「ふとんかけ」についてありがとうの一言もありません。

時々、知人との雑談の時に
地震の時の私の対応(ふとんかけ)を話すことが何回ありました。

離婚をするには時間の問題でした。
彼女を思いとどまらせ、
ごまだけの事業をするならついていく、、、、、、、、、、
私も協力する

と言ってくれたのは、どうやらあの時の布団が効いたようです。

運命ってわからないものです。

なんでこんな話になっていくのでしょうか?

わが人生は、
神様が金ごまに導いてくれている人生そのものかもしれません。

工場に泊まり込みで新製品の開発をしました。

小さな会社にもかかわらず、
金ごまだけでこれほどまでのアイテムをそろえているごま屋はありません。
百貨店・高質店向け商品
こだわり店・質販店向け商品

小さな会社でありながら、
ほとんどの個々の商品の栄養分析をしている会社はあまりないと思います。
100g当たりの栄養成分分析成績表(財)日本食品分析センター調べ

小さな会社ながら、
ポジティブ制度やコンプライアンスには十二分に配慮をしています。
残留農薬検査成績表

金ごま本舗の金ごまは本気です。

この度は、
誤表示のことがニュースで新聞、テレビで報じられています。
なぜか思わず熱くなってしまいました。

金ごま社長の関連コメント

金ごま本舗は、
おいしく胡麻化しても商売では誤魔化しません。

また、商品の原材料に仕入れも誤魔化されないように
細心の注意を払ってまいります。

金ごま本舗は、
ごまには産地表示の義務がないのに
敢えて産地表示を金ごま本舗を立ち上げて以来、
産地表示をして販売をしています。

2006年07月23日先走った産地表示はあだ?

金ごま社長の産地表示に関するぼやき特集

最後まで長~~~い講座に
お付き愛をいただきありがとうございました。

せっかくです! 
クイズに応募して当選を楽しにお待ちください!

応募ていしない方はいくら待っても
当選のお知らせはありませんかでご承知ください。

当たっても当たらなくてもやめられません
金ごま本舗の懸賞クイズ

ぜひ、ご応募を!

応募フォーム 開けごま!